2019.05.01
新1万円札の肖像が渋沢栄一となりました。渋沢は「日本資本主義の父」と称され、いかなるビジネス活動も倫理・道徳に適ったものでなければならないとする経営哲学「論語と算盤」を説きました。
佐久間惣治郎は学園を興すにあたって、教育者の立場から「片手に論語 片手に算盤」を建学の精神としました。渋沢の理念を教育の世界に据えての開学です。
この度の新札の顔の発表を、学園は心からうれしく思っています。千葉経済大学のピロティ―には、色紙「世界の平和は一人一人の心の平安から。感謝の種を一つ一つ今日も拾いましょう」が掲げられています。渋沢栄一の孫娘の鮫島純子さん(96歳のご高齢でご活躍中)から贈られたものです。
ところで、佐久間惣治郎は一昨年、渋沢栄一と“顔”を合わせることになりました。胸像製作会社が、貴重な渋沢の胸像を学園理事長室の惣治郎の胸像のもとにお持ちくださったのです。そのときの画像をご覧ください。「論語と算盤」の精神で結ばれた2人の、年月を経ての対面でした。
千葉経済学園は、「論語」に象徴される「人としての倫理・道徳・品性」を磨くとともに、「算盤」に象徴される「生活の糧となる専門的な技術・知識」を培い、新しい令和の時代に活躍する人財を育成して参ります。
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