１２月２４日（土）・２５日（日）、東北地方は記録的な寒波に覆われていました。福島県にある「パスポートのいらない英国」British Hillsでの英語研修に、６８人の生徒が参加しました。降りしきる雪の中、イギリスの町並みが生徒達を出迎え、イギリス連邦出身のスタッフや先生方と、英語のみでコミュニケーションをとりながら、２つレッスンを受講しました。
　フリータイムでは、マナーハウスを見学したり、薪の燃える暖炉の前で炎の温かさを楽しんだり、雪で遊んだりと、各自が思い思いにBritish Hillsを堪能しました。夜には敷地内がライトアップされ、パブでバタービールを楽しむ生徒もいました。
３学期からの英語学習に対するモチベーションが上がったホワイトクリスマスになりました。
　以下に、参加した生徒の感想を載せます。

≪普通科３年Mさん≫
　２年生の時に参加できなかったBritish Hillsの英語研修に行くことができてとても嬉しかったです。海外旅行でヨーロッパに行ったことがなかったので、イギリスの建物や文化などをそのまま感じられることが新鮮でした。
　１日目の、British Hills experienceでは、スタッフの方に施設のクイズの答えを英語で聞いたり、出身地について聞いたりしました。英語で質問する機会は日常生活ではあまりないので楽しかったです。スタッフの方々もとても優しく答えて下さり良い経験になりました。テーブルマナーも１日目に教わり、夕食はコース料理を頂きました。カトラリーの使い方は少し難しい部分もありましたが、将来必要になる場面があったとき正しく使えるようにしたいと思いました。
　２日目にはCooking Sconesのレッスンを選択していたので、スコーンを作りました。作り方の説明も全て英語なので聞き漏らさないよう注意しました。先生がとても面白い方で、サンタさんの髭をつけて、クリスマスソングを流しながら作っていました。free　timeが長かったのでお土産を買ったり、暖炉で温まったりしていました。本物の火だったので薪をくべているところを近くで見られて嬉しかったです。
　１泊２日のBritish Hillsの英語研修はイギリスの生活を身近に感じられる貴重な体験になりました。3年生で初めて参加したので、こんなに楽しいなら去年も参加すればよかったと思いました。この経験から、より英語を好きになり、海外留学やホームステイに行きたい思いが強くなりました。