千葉県の私立中学高等学校では、授業力向上のため、毎年教科別の研修会を各学校で開催しています。

　１１月２５日、第３２回 千葉県私学教育研修集会・理科研修会が本校で開催されました。午前中は、徹底した感染症対策の下で３名の本校理科の先生方による公開研究授業が実施されました。山田先生(物理)は放射線の利用に関する授業、鶴谷先生(化学基礎)は未知の物質を特定する実験、鈴木翔先生(生物)はブタの眼球解剖に関する実験・観察です。


　山田先生の授業は、新校舎の教室で行われている授業を１号館視聴覚室から参観する校内オンライン方式で行われました。

　授業終了後には、県内各私学から参観された４５名の理科の先生方よりさまざまなご感想・ご意見を頂きました。また東邦大学理学部教授今井泉先生からは、コンピテンシー(資質・能力)を志向する理科授業作りの視点からご指導・ご助言を頂きました。
午後は、千葉大学名誉教授・NPO法人ちばサイエンスの会理事長 鶴岡義彦先生による「社会・人生に開かれた理科教育ー科学的リテラシーの育成ー」という演題での講演会が実施され、理科教育の価値・目的を改めて問い直す貴重な機会となりました。